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切幡寺(10)、藤井寺(11)、焼山寺(12)-『四国遍路の旅』第7号-

<10番札所>切幡寺(徳島県)
寺は、民宿や遍路用品などが軒を連ねる細い路路を通り抜けた所にある。
小さな門前町に建つ山門をくぐると石段。切幡山の中腹が広い寺域と
なっており、急勾配の長い石段が参道である。上がり口には「是より
三三三段」との標識が立つ。

<11札所>藤井寺(徳島県)
十数段の石段を上がった所に本堂がある。堂内の天井に描かれた雲竜
は必見である。この龍は、昭和の大改修の際に地元出身の林雲渓に
よって描かれたもので、30畳敷くらいの大きさ。

<12番札所>焼山寺(徳島県)
藤井寺から焼山寺までは、遍路道を歩いて約13キロの山道である。
吉野川に合流する鮎喰川の上流、標高約800mの山中に立つ。
仁王門に始まる境内の本堂から奥ノ院に至る参道には、「焼山寺山
杉並木」と称される老杉が立ち並んでいる。杉並木は県指定の天然
記念物で、幹回りは5~6m、樹齢は300年以上と推定される。

1)巻頭インタビュ-は新藤兼人さん、「孤独のしあわせ」。
死した乙羽さんに癒され、お世話になって、僕は人生の最終章を
生きている。僕には、乙羽さんが粘りついているんだな。
47本の映画を撮り、300本のシナリオを書いてきたけど、48本目の映画
を撮りたい。人が新藤はもうダメだと思っても、僕は撮りたい。仕事
という階段を上がっていきたいと思っているわけです。向上心を失い
たくない。僕は自分を甘やかしたくない。
末期がんの高熱に耐えて、『午後の遺言状』(94年)の最後のシ-ンを
撮り終え、死した乙羽さん。死にたくなかった乙羽信子の気持ちを
生かしたい。僕が仕事をすることで僕と長きにわたって映画を作り
続けてきた彼女の想いも救われるのではないかと思う。
 新しい映画のイメ-ジを膨らませながら、「孤独」という名の幸せの
 中で、僕は今を精一杯生きています。
 素晴らしい方です。

2)見開きの写真は、切幡寺の大塔からは、はるか遠方に四国山地や
 吉野川の素晴らしい景観を見渡すことがで出来る。
    囀りや雲いろいろの光り生む   森龍子
3)「How to 遍路」は「リュックの中身」。
4)「仏教がわかるQ&A」は「お供えについて」。
5)「歩くを科学する」は「自分でできる手当てのコツ」。

6)観光スポットで行ってみたいのは土柱。コ-スから大きく外れていな
 ければ。焼山寺の最寄りの宿「なべいわ荘」に泊まりたい。檜風呂で
 険しい山道を歩いてきた疲れを癒したい。値段も手頃。

7)「空海の言葉」は、「眼明らかなれば 則ち途(みち)に触れて皆宝なり」
心の目を開いて見れば、出会うものすぶへてが貴いものだということが
 分かる。

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